レアルがベティスの逸材MF獲得へ U-21スペイン代表でも超絶プレーを披露
セバージョスと5~6年の長期契約を結ぶ方針、移籍金は設定額の19億円以上か
レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグ2連覇を果たすなど、充実の陣容を誇っているが、新たにU-21欧州選手権で躍動するスペインの逸材MFを獲得することが明らかになった。スペイン紙「AS」が報じている。
レアルが手中に収めようとしているのは、ベティスMFダニ・セバージョス。U-21スペイン代表の一員として、準決勝イタリア戦では巧みなドリブルを随所に披露し、後半8分には相手マーカーの股間を抜く圧巻のスルーパスでMFサウール・ニゲスの先制ゴールをアシスト。後半13分にも自らの突破からインテルMFロベルト・ガリアルディーニのイエローカードを誘発。退場に追い込むなど、段違いのスキルを披露した。
レアルはベティスの設定した違約金1500万ユーロ(約19億円)よりも高額の移籍金を支払う可能性が高く、5年から6年契約を結ぶ方針だという。来季も期限付き移籍の形でベティスに所属し、試合経験を積ませることになりそうだ。
圧倒的な強さでドイツとの決勝に進出した若きスペイン代表には、“白い巨人”の逸材がひしめいている。若きエースMFマルコ・アセンシオ、ヴォルフスブルクに期限付き移籍中のFWボルハ・マジョラル、アラベスに期限付き移籍中のMFマルコス・ジョレンテ、フランクフルトに期限付き移籍中のDFヘスス・バジェホが選出されている。
セバージョスも新たに陣容に加えようとしているレアルの未来は、盤石と言えそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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