スペインで柴崎への評価が上昇中! 「プレーオフ・ベスト11」に堂々選出

地元メディア選出、昇格逃すも1得点2アシストでインパクト

 MF柴崎岳が所属するテネリフェは、リーガ・エスパニョーラ昇格プレーオフで決勝進出を果たしたものの、あと一歩で1部昇格を逃した。しかしこのプレーオフについて、スペインメディア「エル・デスマルケ」が選んだベストイレブンに、柴崎が選出されている。

 今回選出されたメンバーのチーム別内訳は、1部昇格を果たしたヘタフェとテネリフェ、そのテネリフェと準決勝で延長戦までもつれ込む熱戦を演じたカディスからそれぞれ3人、ウエスカから2人という内訳になっている。そのなかでテネリフェ勢は再三にわたってビッグセーブを見せたGKダニ・エルナンデス、右サイドバックとして献身的なプレーを見せたDFラウール・カマラ、そして柴崎が選出されている。

 柴崎は3-4-2-1のフォーメーションのボランチに配置された。カディスとの準決勝第2戦で挙げた貴重なアウェーゴールをはじめ、昇格プレーオフ4試合で1ゴール2アシストとテネリフェが奪った3得点全てに絡んだことが評価されたようだ。

 テネリフェとの契約が半年間である柴崎のもとには、ベティス、セルタ、アラベス、マラガといった1部クラブが獲得の意思を示しているとスペイン国内で報じられている。今回のプレーオフでの地元紙によるベストイレブン選出も、急速な評価上昇の象徴的な出来事なのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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