インテルの戦力放出が加速? アルゼンチン代表MFが在籍1年で古巣へUターン移籍
バネガを11億円でセビージャへ売却
ルチアーノ・スパレッティ新監督が就任したインテルで、昨夏の補強の目玉だったアルゼンチン代表MFエベル・バネガが、在籍1年で古巣セビージャにUターン移籍することでクラブ間合意に達した。インテルの公式サイトが発表している。
バネガは昨年7月に移籍金ゼロでインテルに加入し、3年契約を結んだばかりだった。インテルでは28試合6得点の成績を残していたが、スパレッティ政権下では構想外と伝えられていた。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙などの報道によれば、移籍金は900万ユーロ(約11億円)と見られている。昨夏中国人オーナーに買収され大型補強を展開したインテルだが、今季は7位に終わり来季の欧州カップ戦出場権を手にすることができなかった。また、UEFAの導入したファイナンシャルフェアプレーを大幅に違反しており、収支のバランスを取る必要があるため、新たに補強するためには現有戦力を放出する必要がある。
今季不振だった長友はインテル最古参ながらも、スパレッティ監督からは構想外と伝えられたと報じられている。バネガの放出決定により、インテル退団の動きが加速するのかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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