ブラジル名門対決、謎の風圧で吹き飛ぶ三文芝居が話題 「強烈なハドーケンを発射した」
フラメンゴ対バイーア戦で起きたトリッキーな行為に米メディアが言及
ピッチ内であらゆる駆け引きが行われるサッカーという競技の特性で「シミュレーション」が物議を醸すことがたびたびある。ブラジルで現地時間26日に行われた全国選手権のフラメンゴ対バイーア戦で、トリッキーな行為が大きな話題となっている。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によると、ブラジルの名門として知られる両チームの戦いは球際で激しい攻防が続く展開となったが、そのなかである場面が大きな注目を集めているという。
ハーフウェーライン上でバイーアDFルーカス・フォンセカが足を振り上げて浮き球のボールをクリアした際、勢い余ってフラメンゴのペルー人FWパオロ・ゲレーロに激突。頭に血が上ったゲレーロは体を素早く回転させ、フォンセカに対して怒りの言葉をぶつけようと試みる。
すると謎の風圧を感じたのか、フォンセカは目に見えない何かに押されるような仕草でもんどりうってピッチへと倒れ込んだ。どう見ても“三文芝居”に見えた小競り合いだったが、主審は両者に対してイエローカードを提示。そして不幸にもフォンセカはその数分前にこの日1枚目の警告を受けていたため、退場の憂き目に遭った。