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ハメスを巡るレアルとミランの交渉で新局面 買い取り義務付きの期限付き移籍で決着の可能性
75億円を超える移籍金と現地メディア予想 ミランの提案にレアルも満足か
レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの獲得にACミランが乗り出しているが、クラブ間交渉は新たな局面に突入している模様だ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
ハメスの移籍金は現地メディアでは6000万ユーロ(約75億円)を超えるラインでの決着が予想されている。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を勝ち取ることができず、フル稼働とはいかなかったシーズンをハメスが過ごしたのも事実であり、高額での決着には難航が見込まれている。
そこでミランとレアルの間では、ハメスの移籍を買い取り義務付きの期限付き移籍でまとめる交渉がされているという。出場試合数などの条件をクリアした際に完全移籍での獲得が義務化されるオプションのため、いわば保険付きの獲得になる。
同紙は、ミランの提案はレアルを満足させる可能性があるとして、交渉の決着にこぎつける可能性を報じている。日本代表FW本田圭佑の退団が決まり、空き番号となった「10番」の候補としてポールポジションにいると見込まれるハメスのミラン行きは、決着が近づいてきている模様だ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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