伊紙記者、トップ下で不発の本田に低評価 連係不足には同情も
「こんなに強い対戦相手との難しい試合に、ポジションが変わった」
「よくなかった。新しいポジションだった。彼にとっては新しくないが、インザーギのミランでは新しいポジションだった。こんなに強い対戦相手との難しい試合に、ポジションが変わった。いいパスを受ける回数が非常に少なかったし、ゴールを常に背にして受けていた。
ボールを受ける時には敵は常にマークについていた。慣れているポジションではなかったためにその代償を払った。ミラン自体にスピードがなく、とても遅かった。ボールが来る時にはほとんど常に相手にマークされていた」
本田は効果的なパスを受けられず、相手のマークをかいくぐることはできなかったが、同記者はユベントスとの戦力差、完成度の差が鮮明に表れたとも指摘している。
ミランは1月の移籍市場の最後に獲得したDFルカ・アントネッリ、ガブリエル・パレッタがいきなり先発に抜擢されるなど、故障者続出で苦しい台所事情が続いている。
念願のトップ下でのプレーとなった本田もフル出場したものの、周囲との連係不足も影響して完璧に抑えられてしまった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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