AFC特集「アジアサッカー史5大移籍」 中田氏が選出「日本サッカーのパイオニア」

平塚からペルージャに移籍した中田氏 現欧州組の「道を切り開いた」と高評価

 サガン鳥栖MF鎌田大地がドイツ1部フランクフルトに移籍し、ガンバ大阪MF堂安律がオランダ1部フローニンゲンに期限付き移籍で旅立つなどJリーグから欧州に挑戦する選手は増え続けているが、アジアサッカー連盟(AFC)ではアジアサッカー史上に残る5大移籍を特集。日本からはキラーパスを武器にした司令塔が「日本サッカーのパイオニア」として唯一の選出を果たしている。

 特集の筆頭に登場したのは中田英寿氏だった。強烈なドリブル突破と鋭いキラーパスを代名詞にした司令塔は1998年フランス・ワールドカップ(W杯)で活躍後、ベルマーレ平塚から当時セリエAだったペルージャに移籍した。

「日本サッカーのパイオニア」と記事では称賛されており、サウサンプトンDF吉田麻也、レスターFW岡崎慎司、ドルトムントMF香川真司、ACミランMF本田圭佑ら現在の欧州組にとって、「道を切り開いた」と高く評価されている。

 そして、2000年にペルージャからASローマに22億円で移籍。「ナカタはジャッロロッシ(黄色と赤でローマの愛称)に2001年にチーム3度目のセリエA優勝の手助けをした後、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナ、ボルトン・ワンダラーズに移籍し、2006年に3度目のワールドカップ出場を果たした」と、特集ではその足跡が紹介されている。

 

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