ジダン監督はベイルに絶大な信頼 移籍の噂も…その存在は「アンタッチャブル」

22年までレアルと契約を結ぶベイル 今季は負傷で不完全燃焼もリベンジに燃える

 レアル・マドリードは大黒柱のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明と戦力に大きな動きの予感があるが、ジネディーヌ・ジダン監督にとってウェールズ代表FWギャレス・ベイルは不動の存在として君臨しているという。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 レアルはモナコのフランス代表FWキリアン・ムバッペ獲得に向けてフロレンティーノ・ペレス会長が交渉を行っていることが明らかになっている。フランスメディアでは18歳の新星獲得ならば自慢の攻撃ユニット「BBC」のうち、一人を放出するという条件を提示しているとまで言われていた。

 ベイルに関しても、マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が伝えられるなど移籍の噂が絶えずささやかれている。今季は足首やふくらはぎの負傷に悩まされ、リーグ戦出場はわずか19試合。史上初の連覇を果たしたUEFAチャンピオンズリーグも8試合の出場に留まるという不完全燃焼のシーズンとなった。

 しかし、2022年まで契約を結ぶスピードスターはジダン監督にとって「アンタッチャブル」な存在と記述されている。脱税疑惑が浮上したロナウドが移籍志願したと言われ、新星ムバッペの獲得の可能性も浮上するなか、フランス人指揮官はベイルに絶大な信頼を置いているようだ。

 当のベイルもマドリードからの移籍に関心を持っていないという。リベンジに燃えるレフティーは来季以降も本拠地サンチャゴ・ベルナベウでその自慢のスピードと決定力を披露してくれそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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