宇佐美に憧れる堂安、19歳での欧州挑戦でG大阪に感謝 「1年後に行ってよかったと…」
オランダのフローニンゲンへの移籍が決定、惜別の一戦で川崎と1-1ドロー
今夏にオランダのフローニンゲンへの移籍が決まったG大阪のFW堂安律が、ガンバ大阪サポーターに向けて惜別の言葉を送った。25日に行われたJ1リーグ第16節川崎フロンターレ戦に先発出場。得点こそなかったものの持ち前のテクニックを発揮し、1-1で終了した試合後のセレモニーではG大阪の先輩であるFW宇佐美貴史(アウグスブルク)らへの想いを口にした。
堂安は5月から6月にかけて行われたFIFA U-20ワールドカップで、イタリア戦の4人抜きドリブルシュートを含む2得点など、4試合3ゴールの結果を残した。その活躍ぶりが認められ、かつてウルグアイ代表FWルイス・スアレスやオランダ代表FWアリエン・ロッベンも在籍したことのあるフローニンゲン移籍を果たすことになった。
その旅立ちの前の試合は、上位を争う川崎との大一番となった。FW長沢駿とともに2トップに入った19歳の堂安は、序盤から積極的に攻撃に絡む姿勢を見せ、華麗なバックヒールターンで相手マーカーを交わすシーンも。しかし試合は後半7分に川崎のMF中村憲剛に先制ゴールを決められ、G大阪が1点を追う展開となった。だが堂安は、後半18分にMF藤本淳吾と交代。得点に絡めず終わった。
試合はG大阪が、長沢のゴールで追いついたものの1-1のドローに終わった。
「皆さん、今日は応援本当にありがとうございました。引き分けという結果でしたがチームメートがよく追いついてくれたと思います。僕は今日のゲームを最後にオランダのフローニンゲンというチームに移籍することを決意しました」
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