マンUの16歳美女GKが「禁断の移籍」を決断 リバプール行きを選んだ理由とは

トップチーム設立へマンU側は「再検討中」

 イングランドの女子サッカーは2015年のカナダ女子ワールドカップ(W杯)で3位に躍進した。男子は1966年のイングランドW杯で優勝を果たしたが、その後は90年イタリア大会の4位が最高。2014年ブラジルW杯ではグループリーグ敗退を喫するなど、プレミアリーグの隆盛とは対照的な脆弱性を見せている。

 世界で最も潤沢な資金力を誇り、移籍市場で湯水の如くポンドを投入するユナイテッドは、女子サッカーの機運が高まるイングランドで、なぜ女子のトップチームを持たないのか。

 ユナイテッドは05年に、オーナーのグレイザーファミリーが女子のトップチームについて「チームの主要ビジネスではない」として廃止した。クラブは「BBC」の取材に対し、「現在再検討している問題で、詳細な分析は現在のところ進められている状況」との声明文を発表するにとどまったという。

 断腸の思いで古巣を去ったエミリーだが、今回の移籍は自身の成長に不可欠だったと振り返っている。

「ここでは自分よりもうまい選手、年長の選手とプレーすることができるの。ユナイテッドでは長い間、自分が最年長選手でした。自分に刺激を与えたり、成長させてくれるものはなかった。リバプールでは間違いなく自分は成長できると思うの」

 こう語った美女GKは、リバプールで世界のトッププレーヤーを目指すことになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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