アーセナルがマンUの21歳FW獲得に57億円を用意か “神童”獲得失敗に備えて白羽の矢
ムバッペ争奪戦に敗れれば、マルシアルの補強に動くと英紙報道
アーセナルはモナコのフランス代表FWキリアン・ムバッペ獲得に動いているが、レアル・マドリードなどメガクラブとの争奪戦が避けられない状況と言われている。人気銘柄の補強が叶わない場合は、新たに国内のライバルクラブからの引き抜きを画策していると、英紙「デイリー・メール」が報じている。
アーセナルがムバッペ獲得オペレーションの失敗に備えてリストアップしているのは、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアンソニー・マルシアルだという。マルシアルもムバッペと同じく10代にしてモナコでブレークを遂げ、「史上最高額のティーンエイジャー」としてユナイテッドに移籍した。当時の移籍金はボーナスを含めれば100億円を超えるとされていた。
加入1年目はチームトップとなる公式戦17得点を挙げるなど結果を残したが、ジョゼ・モウリーニョ監督体制となった今季はパフォーマンスが低下。公式戦42試合に出場したものの、得点数は8に激減していた。開幕前にはFWズラタン・イブラヒモビッチの加入によって、背番号を「9」から「11」へクラブの独断で変更され、不満を露わにすることもあった。
アーセナルはユナイテッドで燻る才能に、4000万ポンド(約57億円)を用意するという。リヨンからフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットも獲得間近と言われるなかで、さらなる補強を視野に入れているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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