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アーセナル、2大エース残留の陰で大量放出!? 英紙による候補は9人…大刷新の可能性も
給与アップを望むエジルとサンチェス、二枚看板を残留させるうえで財政面が鍵に
アーセナルは今オフに攻撃の二枚看板であるドイツ代表MFメスト・エジルとチリ代表FWアレクシス・サンチェスの慰留が大きなテーマとなっている。ただし、この両選手が希望する大幅な給与アップが実現して残留した場合、その陰で選手の大量放出が必要になってくるようだ。
エジル、サンチェスという2大エースを残留させるうえで鍵となるのはクラブの財政面。英紙「デイリー・メール」によれば、現行の契約でサンチェスは週給13万ポンド(約1800万円)、エジルは週給14万ポンド(約2000万円)だというが、契約延長となれば週給は28万ポンド(約4000万円)と二倍に跳ね上がるという。
しかし、ここである問題が発生する。英紙「インディペンデント」によると、リーグの定める新たなコスト・コントロール制度では、2016-17シーズンとの比較で選手の給与額が700万ポンド(約9億9000万円)以上、あるいは2012-13シーズンとの比較で1900万ポンド(約27億円)以上増額してはならないと定められている。
これに照らし合わせると、エジルとサンチェスの給与アップ額はおよそ1500万ポンド(約21億円)。前述の新ルールに抵触するおそれがある。超えた分の金額についてはチケットの売上など商業的収入や選手の売却で賄う必要があるが、クラブは来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したこともあって商業面での収入大幅増は見込めない。結果、選手の売却に頼るほかない状況となっている。
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