レスターの20歳俊足MF、プレミア監督に提言 「イングランドの若手を信頼すべき」

U-21欧州選手権に出場中のグレイ、出場機会に飢えたプレミアでの現状を吐露

 イングランドは先日行われたU-20ワールドカップ(W杯)韓国大会で初優勝を果たした。現在行われているU-21欧州選手権でもグループリーグを首位通過するなど、若手世代が大きな注目を浴びている。U-21代表の一員で、レスター・シティでは日本代表FW岡崎慎司と共闘するMFデマライ・グレイは、「監督たちはもっと若手を信頼すべき」だと提言している。英紙「テレグラフ」が報じた。

 現在20歳のグレイは下部組織から育ったバーミンガムでブレークし、2016年1月にレスターに加入した。スピードを武器に各世代のイングランド代表にも選出されており、将来を嘱望される存在の一人だ。

 サイドでも2トップの一角でもプレーできるグレイだが、レスターではなかなか出番を得られていない。「僕は昨季から準備ができていたと思うけど、我慢しなければならない」と自身の置かれた状況に辛抱強く耐えながらも、「昨年は多くの試合でベンチだったし、そのことに対してフラストレーションは溜まった」と出場機会に飢えている。移籍の噂も流れ始めている一方で、来季も正式に続投が決まったクレイグ・シェイクスピア監督とは良好な関係を築いているという。

 グレイはシェイクスピア監督を含め、イングランドで指揮を執る監督に対して、若い選手をもっと信頼すべきだとの持論を展開している。

 

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