“古都のネイマール”が欧州トップリーグ初参戦へ マッテルスブルクへの期限付き移籍決定
元京都の奥川、オーストリア1部でザルツブルク南野と日本人対決実現か
元京都サンガF.C.のFW奥川雅也が、現在プレーするオーストリア2部のFCリーフェリンクから同1部SVマッテルスブルクへ、1年間の期限付き移籍することが決まった。リーフェリンク公式サイトが発表した。
そのプレースタイルから「古都のネイマール」の愛称を持つ奥川は、2015年夏に京都からオーストリア1部の名門で、FW南野拓実も所属するレッドブル・ザルツブルクへ加入した。1部でプレーすることはなく、同クラブのセカンドチームに相当する2部リーフェリンクに期限付き移籍。今季はリーグ戦34試合に出場し、5得点という成績だった。
リーフェリンクとのローン契約は2020年までだが、来季は再度期限付き移籍という形でマッテルスブルクでプレーすることになる。奥川にとっては、欧州で初のトップリーグへの参戦となる。ザルツブルクとの一戦では、南野との日本人対決が実現する可能性が出てきた。
欧州移籍の前にはリバプールなど、強豪クラブからオファーが届いていたという奥川。新天地でのプレーとなる来季は、さらなるステップアップを果たすための勝負のシーズンになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
レッドブルGmbH●写真 photo by Red Bull GmbH
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