「新たなるメッシにしたい」 レアルが中井くんに寄せる期待、ブラジル代表も技術に驚愕
南米にまで広まる評判 「日本のリオネル・メッシという名声を得ている」と紹介
レアル・マドリードと言えばトップチームは各国代表のスーパースターが居並ぶ世界最強クラブとして知られるが、下部組織も数多くの名手を輩出している。
その下部組織に所属している日本人アタッカー“ピピ”こと中井卓大くんをペルーのサッカー専門メディア「エル・ボコン」が特集。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシになぞらえ、「新たなるメッシにしたい」というクラブの期待を伝えている。
同記事では、中井くんについて「壮大なプレーぶりとボールコントロールは、育成年代の選手の主な特徴となっている。彼の足から放たれるボールは非常に面白さを持ち、それと同時に彼の存在は、フロレンティーノ・ペレス会長率いるクラブが、FIFAから受けた移籍禁止処分を軽減することにつながった」と、これまでの経緯について触れている。
また中井くんのプレーぶりを見たトップチーム、そしてブラジル代表不動の左サイドバックであるDFマルセロも彼のスキルに驚愕したエピソードを伝えた。そして「才能のある中盤の選手は『日本のリオネル・メッシ』という名声を得ている」とも記している。
中井くんは、日本代表にとっての将来的なリーダーとなれる存在とも評価されている。スペインだけでなく大西洋を越えた南米の地でも広まりつつある評判は、さらに高まってくるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
レアル・マドリード公式サイトのスクリーンショットです●画像
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