フローニンゲン移籍の堂安、オランダメディアも華麗な技術絶賛 「ボールは彼の相棒だった」

噂があったアヤックスやPSVではなく、2018年6月までの期限付きでフローニンゲンへ

 ガンバ大阪のU-20日本代表MF堂安律は23日、オランダ1部のFCフローニンゲンに期限付き移籍することが発表された。地元メディアの報道では買い取りオプションも付けられているという。先のU-20ワールドカップ(W杯)で印象的な活躍を見せた日本の逸材に、さっそく注目度は増している。

 オランダメディア「VOETBAL CENTRAAL」は、1998年6月16日生まれで、19歳になったばかりの堂安の経歴や、2015年に英高級紙「ガーディアン」選出の「将来有望な若手選手50人」に選ばれたことなどを交えながら、「日出ずる国のアンダー代表選手は関心を集めている」と注目度の高さを紹介。堂安にはオランダの複数クラブのスカウトが動向を追っていたようで、アヤックスやPSVといった名門クラブが獲得に動くのではという噂があったことも伝えている。

 そして、堂安が2ゴールを決めて世界にその名を知らしめたU-20W杯のイタリア戦(2-2)を「マジカルな夜」と称し、動画付きで紹介している。とりわけ、鮮やかな4人抜きドリブルで同点弾を奪った2点目を「素晴らしかった」と絶賛。「ドウアンはゴールから離れたところからドリブルを開始した。ボールは彼の相棒だった」とその華麗なテクニックを形容した。

 記事では、バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスがかつてフローニンゲンでプレーしていた点にも言及。大きな期待を集める堂安は、歴代のスター選手と同様にオランダで成長を遂げ、さらなるステップアップを目指す。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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