FC東京の豪州代表FWバーンズが契約満了 「去るのはとても寂しい」と名残を惜しむ
15年7月にFC東京へ移籍、今季はここまでリーグ戦出場ゼロ
FC東京は23日、オーストラリア代表FWネイサン・バーンズとの契約満了を発表した。契約期間となる30日までトレーニングに参加するとしている。
現在29歳のバーンズは15年7月、オーストラリアのウェリントン・フェニックスからFC東京へ移籍。マッシモ・フィッカデンティ監督の下、同年は10試合に出場し、2得点をマークした。所属2年目の昨季は16試合で1得点にとどまり、今季はここまでリーグ戦出場ゼロとなっていた。
バーンズは公式サイトでコメントを発表。チームから離れる寂しさを次のように語っている。
「このたび、FC東京を離れることになりました。クラブを去るのはとても寂しいですし、仲間と別れることを残念に思います。FC東京での2年間は自分にとって貴重な経験の連続でした。もちろん良い時もあれば、そうでない時もありましたが、そのどれもが自分にとって大切な思い出です。そして、FC東京の16番のユニフォームに袖を通せたことを誇りに思います。いつも明るく接してくれたチームメイト、いつも選手のことを一番に考えてくれたコーチングスタッフ、たくさんの良い仲間に恵まれました。このチームで、この仲間でJ1、J3、ACLを戦えたことを本当に嬉しく思います。また、素晴らしいファン・サポーターのみなさんには、いつも支えていただき、感謝しています。みなさんの声援がいつも僕に力を与えてくれました」
「FC東京のこれからの活躍を心から願っています。将来、何かの形でまたFC東京に関われることを心から楽しみにしています。試合結果も毎試合楽しみにチェックしようと思います。素晴らしい時間、素晴らしい思い出、素晴らしい日々をありがとうございました。最後になりますが、これからも僕のサッカー人生は続いていきます。これからもネイサン バーンズを応援していただけると嬉しいです。このクラブで出会った全ての人を忘れません。さよならは言いません。また会う日まで。ありがとうございました。GO!F.C.TOKYO!」
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images