南野所属のザルツブルク、同一資本のRBライプツィヒとのCL同時参戦が承認される
UEFAが発表、規約に抵触しないと判断
欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、日本代表FW南野拓実の所属するオーストリアのレッドブル・ザルツブルクと、今季のドイツ・ブンデスリーガで2位に躍進したRBライプツィヒが、揃って来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場できると明らかにした。
UEFAは規約第5条で「UEFAのクラブの大会に直接か間接的に他のクラブの株式を保有、もしくは取引している可能性のあるクラブは参加できない」と定義している。2クラブが対戦した際に、試合結果を操作するような不正を防ぐためだ。このため、飲料メーカー「レッドブル」を経営母体とする両クラブの同時出場が認められない可能性があった。
こうした問題が障害となっていたものの、UEFAは両クラブの出場が第5条に抵触することはないとし、出場可能であることを認めた。
昇格1年目からブンデスリーガで2位に躍進したRBライプツィヒは、CL本戦ストレートインの権利を獲得。南野がプレーするザルツブルクもオーストリア王者として欧州最高峰の舞台に参戦する。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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