中国リーグ大乱闘の張本人オスカルが潔白主張 「ボールの前に相手がいただけだ」

指揮官も擁護「彼は勇気と情熱を示しただけ」

 5分間にも及んだ乱闘劇を引き起こした格好のオスカルには、イエローカードも出なかった。アンドレ・ビラス=ボアス監督は「オスカルは醜いフットボールをしてなんかいない。彼は勇気と情熱を示したかったんだと思う。最終的には、試合が興奮状態になってしまった」とフォローしている。

「彼は気持ちの入ったプレーを見せたかったんだ。もちろん、あんな衝突は避けなければいけないけれどね」と指揮官は語った。

 莫大なチャイナマネーで有名選手を買い漁る中国リーグは、イングランドなどでテレビ中継されるなど拡大の一途を辿っているが、今回の乱闘騒ぎによるイメージダウンは避けられそうにない。品格の面で、向上の余地がありそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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