今季ミランで復活のスペイン代表ウインガー 古巣バルサ復帰が決定的に
バルサが買い戻しオプションを行使へ
今年1月からACミランでプレーしていたスペイン代表FWジェラール・デウロフェウが、古巣バルセロナに復帰することが決定的になった。英紙「ザ・タイムズ」などが一斉に報じている。
エバートンで出番のなかったウインガーは、1月にミランへ期限付き移籍し、公式戦17試合で4得点3アシストをマーク。その活躍が認められる形でスペイン代表にも復帰し、現在U-21スペイン代表の一員としてU-21欧州選手権に参戦している。
ミランは今夏、完全移籍での獲得に動いていたが、バルセロナが2015年にエバートンに放出した際、買い戻しオプションを契約に盛り込んでいた。
バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールという世界最強3トップ“MSN”が健在で、仮にデウロフェウが古巣復帰を果たしても、控え扱いになりそうだ。その一方で、バルセロナの支払う買い戻し額は1200万ユーロ(約15億円)と安価のため、転売の際も売却益を望めそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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