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マラドーナがアルゼンチン代表監督の采配を酷評 「サンパオリは物事を知らないな」
監督就任後の親善試合で2連勝も、母国英雄が一刀両断
ロシア・ワールドカップ(W杯)出場に向けて、南米予選でギリギリの戦いを強いられているアルゼンチン代表は、ホルヘ・サンパオリ監督を招聘し、6月の親善試合を2連勝と好スタートを切った。しかし代表のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏はサンパオリ采配について納得がいかず、「フェイク」扱いしているという。
「サンパオリは(前監督の)バウザよりも物事を知らないな」
アルゼンチンのテレビ局「TyC」の番組に出演したマラドーナ氏は、セビージャで超攻撃的サッカーを実現するなど評価が高まっている名将を、いきなり一刀両断した。
現在アルゼンチン代表は、W杯南米予選で大陸間プレーオフ行きとなる5位に低迷していることもあり、アルゼンチンサッカー協会はサンパオリ招聘という切り札を使った。すると新体制初戦となった宿敵ブラジルとの親善試合に1-0で勝利し、続くシンガポール戦では格下相手ながら2バックという超攻撃的システムを採用し、6-0の大勝を飾った。
“サンパオリ効果”はてきめんだったように思えるが、マラドーナ氏にとっては納得いかないことがあった。それは自身の愛娘と結婚し、その後離婚したものの、義理の息子という関係だったFWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)が選出されなかったことにあるようだ。
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