マラドーナ氏に新たな宿敵、ブラジル代表DFを“口撃” 放送禁止用語で罵り「バカな人間の仲間」

アウベスの“メッシ偉大”発言が宣戦布告となり、マラドーナの娘や本人が大反撃

 サッカー界の永遠の問題児ディエゴ・マラドーナ氏に、新たな宿敵が誕生した模様だ。ユベントスのブラジル代表DFダニ・アウベスに対し、放送禁止用語を交えて猛反撃に出ている。アルゼンチンメディア「TyCスポーツ」に語った。

 ダニ・アウベスは、マラドーナをバルセロナ時代の同僚FWリオネル・メッシと比較し「マラドーナは何度バロンドールを取っただろうか」「“神の手”などと言われるゴールの何が誇れるのか」などと発言し、メッシの方がはるかに偉大であると発言していた。

 これは、マラドーナ・ファミリーにとっては宣戦布告になっていた。まずはマラドーナ氏の娘ダルマが「父がプレーしていた当時、ヨーロッパ人以外がバロンドールに選ばれなかったことを知らない奴。同じ試合で決めた素晴らしいゴールも知らない男」と、アウベスをサッカーの歴史を知らない無知な人間と大反撃に出ていた。1986年メキシコ・ワールドカップのイングランド戦で、マラドーナは審判に見えないように手でゴールを決めたが、同じ試合でサッカー史に残る5人抜きゴールを決めていた。

 そして、本人も大反撃に打って出た。マラドーナ氏は、アウベスのことを「キ××マ野郎」と放送禁止用語で罵ると「バカな人間の仲間」と一刀両断。右サイドバックでプレーするアウベスを「カフーやマイコンの足元にも及ばない。28本のクロスを上げて4本しかまともに飛ばない男」と酷評し、「まともにサッカーがプレーされないエリアでプレーする奴」とまくし立てた。

 マラドーナ氏は隣国ブラジルのレジェンドであるペレ氏や、元フランス代表MFミシェル・プラティニ氏、同国代表FWマウロ・イカルディなど数人の“口撃対象”を抱えるが、アウベスもまたそのリストの仲間入りを果たしたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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