「選手をスクラップにしていく」 英メディアも中国リーグ乱闘劇と市場戦略を重ね批判
上海上港と広州富力戦で大乱闘が勃発、移籍市場の再開を受け中国チームの行為を揶揄
中国リーグ戦で上海上港のブラジル代表MFオスカルも入り乱れる大乱闘が起きたが、英メディアもこの蛮行を紹介。相場とかけ離れた移籍金で爆買いを続ける中国リーグの市場戦略と乱闘劇を重ねて、「彼らはピッチ上のように選手をスクラップにしていくのか」と批判している。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」は19日に中国リーグの移籍市場が再開したことを紹介。そして、チャイナマネーで選手を買い漁る中国チームの行為を揶揄している。
「中国のシーズン中の移籍市場が月曜日朝に開く。中国スーパーリーグのクラブは選手と契約するために26日間手にすることになる。我々はピッチ上で彼らが見せたように、選手をスクラップにするのではないかと心配している」
特集ではこう報じている。現地時間18日に行われた上海上港と広州富力との一戦で、前半アディショナルタイムに2人の相手に対して至近距離から強烈なインステップキックでボールを蹴って当てる暴挙に出た。これに激怒した広州富力の選手が後ろを向いたオスカルを押し倒すと、その後は両軍50人以上の選手・スタッフが入り乱れての大乱闘が勃発。狂気の光景が展開されたが、この騒乱の様子を動画で紹介している。
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