豪州がコンフェデ杯早期敗退の危機 英紙はW杯日本戦への影響指摘「重圧が増加する」  

若手主体のドイツに2-3と敗れたオーストラリア 指揮官も悔しさ滲ませる

 ロシアで行われているコンフェデレーションズカップは現地時間19日、ドイツ対オーストラリアが行われ、3-2でドイツが勝利した。打ち合いに敗れたオーストラリア代表に対して、英紙「ガーディアン」はコンフェデ杯の早期敗退、そして8月に控えるロシア・ワールドカップ(W杯)最終予選・日本戦への影響を指摘している。

 試合は前半5分、ドイツのMFブラントが右サイドを突破してゴール前に中央に送り込むと、フリーとなったMFシュティンドルが先制点をゲット。その後もドイツが押す展開となるなか、同40分にオーストラリアのMFロギッチが痛烈な左足ダイレクトシュートで1-1の同点に追いついた。

 ただその3分後にはドイツがPKを獲得するとMFドラクスラーがこれを成功させて2-1に。後半開始直後の3分にFWゴレツカが追加点を挙げて前回ワールドカップ王者が優位に立った。オーストラリアは同11分にFWユリッチが1点を返したものの、このスコアのまま試合はタイムアップを迎えた。

 若手主体とはいえ、ドイツ相手の善戦。それでもこの敗戦を指揮官、選手らは厳しくとらえている。オーストラリアのポステコグルー監督は「前半のドイツはとても素晴らしくて、ゲームを掌握した。彼らにスペースを与えすぎ、リスペクトもしすぎた」と話すと同時に、後半は内容が改善したことを評価。それでも「我々はここに負けに来たわけではない、しかし負けてしまった」と悔しさを滲ませた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング