浦和が天皇杯2回戦で大幅ターンオーバーも くすぶる選手たちにチャンス到来
盛岡戦は矢島や長澤ら新加入選手に出番が…
しかし、西川は6月のロシア・ワールドカップアジア最終予選メンバーから外されるなど、パフォーマンスが上がってこない。今季リーグ戦14試合で20失点と、守備陣全体が不調に陥っており、榎本にとっては格好のアピールの場をなりそうだ。
浦和はミハイロ・ペトロヴィッチ監督の就任以来、下部カテゴリーと対戦する天皇杯のゲームでは、11人ほぼ全員をターンオーバーするのが恒例になっている。
昨年リオデジャネイロ五輪の主力として活躍し、J2ファジアーノ岡山からレンタル復帰したMF矢島慎也や、ジェフ千葉から復帰のMF長澤和輝、湘南ベルマーレから移籍のMF菊池大介といった、前所属チームで「10番」を背負いながら出場機会に恵まれない新加入選手たちにも出番が与えられそうだ。
浦和は2013年、14年と、大幅なターンオーバーを敢行した3回戦でJ2所属クラブに敗れる波乱を演出した過去もある。J3盛岡との対戦で、不調にあえぐチームに新風を吹き込む選手は現れるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images