ミラン幹部、非難浴びる逸材GKの翻意に期待!? 決別宣言も「考え直すなら歓迎する」

U-21欧州選手権・デンマーク戦、ドンナルンマに大量の偽ドル札が……

 ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、クラブに対して残り1年間の契約を延長しない意向をすでに伝えている。しかし、ミラン幹部は心変わりをするなら受け入れる姿勢を明らかにしたという。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

 ミランの強化責任者であるマルコ・ファッソーネ氏は、「コリエレ・デラ・セーラ」のインタビューに応じ、「もしドンナルンマが考え直すなら、我々は再び手を開いて彼を受け入れる。我々はもちろん歓迎するが、サポーターも同様だろう。そうした状況は変わりやすいものだ」と話した。

 ドンナルンマは、現地時間18日に行われたU-21欧州選手権のデンマーク戦(2-0)に先発出場したが、スタンドのサポーターから悪意を向けられた。

 イタリアがセットプレーの守備に応じている際、ゴール裏から大量の偽ドル札がばらまかれ、ピッチに散乱。さらにはドル($)とドンナルンマの名前をかけ合わせた「Dollarumma」というチャントが鳴り響いた。サポーターはミランとの契約延長を拒否したドンナルンマを金目当ての移籍を望んでいると揶揄したようだ。ピッチに散らばった大量の紙切れは、スタッフが慌てて片付ける羽目になった。

 しかし、こうした状況も変化するとファッソーネ氏は自信を持っている。また、6月中に結論を求めたことに一部からの批判があったことに対しても、反論を述べた。

 

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