C・ロナウド退団騒動に揺れるレアル 剛腕会長の2021年までの続投が決定的に

絶頂期にあっても野心に衰えなし

 現在のチームはペレス会長第1期に肝いりで獲得したジダン監督が指揮を執り、各国エースが各ポジションに並び立つ。また2016-17シーズンには5季ぶりのリーガ制覇、史上初のUEFAチャンピオンズリーグ連覇を達成するなど、チームは絶頂期に入っている。それだけに会長の続投は、自然な流れだったとも言える。

 同紙ではモナコで大ブレーク中の18歳、FWキリアン・ムバッペの獲得が新たな移籍市場のターゲットになるともしている。新たなスター獲得とともに、退団希望をほのめかしたとされているロナウドの慰留にも全力を注ぐことになるのか。70歳となった剛腕会長の野心は、いまだに燃えたぎっていそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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