C・ロナウド退団騒動に揺れるレアル 剛腕会長の2021年までの続投が決定的に

会長選に他の立候補者が現れず、今後4年間もペレス体制継続へ

 レアル・マドリードは現在エースFWクリスティアーノ・ロナウドの退団騒動で揺れているが、数々のビッグネームをクラブに呼び寄せ続けたフロレンティーノ・ペレス会長が2021年まで同職を続けることが決定的になったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 同紙によると、クラブ会長選の締め切りが現地時間18日深夜に設けられていたものの、ペレス現会長以外に手を挙げる候補者が現れなかったことで、今後4年間もトップの座をペレス氏が務めることが確定したという。

 ペレス会長は2000年に同クラブの会長になると、宿敵バルセロナからFWルイス・フィーゴを6000万ユーロ(約74億円)もの大金で引き抜き、サッカー史に残る禁断の移籍を実現した。その後も現在レアルの監督を務めるMFジネディーヌ・ジダン、そして“フェノーメノ”の愛称で知られたFWロナウドや“貴公子”MFデイビッド・ベッカム、“ワンダーキッド”ことFWマイケル・オーウェンらを次々と獲得。レアルに「銀河系軍団」という愛称を定着させた。

 2006年に一度は会長の座を辞したが、その3年後に復帰。FWクリスティアーノ・ロナウドやFWギャレス・ベイルを当時の世界最高額の移籍金で獲得し続け、MFハメス・ロドリゲスすら控え扱いとなる豪華陣容を作り上げた。

 

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