殊勲の柴崎にテネリフェ監督「今日は彼の日だった」 平常心でのプレーを称賛

過密日程も、1部昇格へ監督の信頼変わらず

「今日は彼の日だった。素晴らしいクオリティーの高さを持っている選手だからね。ナーバスになることもなければ、平静を保ってプレーしてくれる。彼はチームワークの一環として、いたって普通に適応しているんだ」

 テネリフェ加入直後の2月には適応障害と報じられるなど絶不調に陥り、トレーニングも満足にこなせない状況が続いた。しかし、終盤戦でレギュラーを獲得し、そして今回の昇格プレーオフでのゴールで、柴崎は自らの力を証明した。

 決勝第1戦は中2日の現地時間21日、本拠地エリオドーロで行われる。中2日で試合が続く過酷な日程についてマルティ監督は、「多大な影響があるが、何人かリフレッシュした選手がいる。水曜日までにどの11人を選ぶのがいいか考えようと思う」と話した。

 準決勝2試合で210分間のプレーを強いられた柴崎をどのように使うかがポイントとなるが、指揮官にとって1部昇格に向けた欠かせないカードであることは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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