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“決勝進出弾”のテネリフェ柴崎 チーム救う一撃に「満足」も1部昇格への通過点と強調
カディスとのプレーオフ準決勝第2戦で1得点、テネリフェを決勝に導く
テネリフェのMF柴崎岳が、リーガ1部昇格プレーオフ準決勝カディスとの第2戦で、2戦合計1-1となる貴重な同点ゴールを挙げ、決勝進出の立役者となった。地元紙「デポルプレス」によると、柴崎は試合後「僕はとても満足していますが、重要なのは次の試合です」と早くも決勝戦を見据えた言葉を残している。
第1戦ではボランチでプレーした柴崎は、この日左サイド2列目に入った。すると前半34分、右サイドを突破したMFスソのグラウンダーのラストパスが相手GKに当たって流れると、ファーサイドでフリーとなった柴崎のもとへ。これを柴崎が落ち着いて右足で蹴り込んだ。
テネリフェ移籍後2点目となった一撃は、合計スコアを1-1とする貴重な同点ゴール。拳を握りしめてガッツポーズした柴崎のもとに、テネリフェのチームメートが抱きついて喜びを露わにした。
このスコアのままならばリーグ戦上位のテネリフェの決勝進出が決まるため、その後はカウンターに重点を置いた戦いにシフト。延長後半には相手に立て続けに危険なシーンを作られたものの、なんとか凌ぎきって最終決戦へと駒を進めた。
死闘を制したテネリフェイレブンのなかで、何度も好セーブを見せたGKダニ・エルナンデスとともに柴崎も活躍を讃えられているが、本人も大きな喜びを感じているようだ。
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