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ジダン監督がC・ロナウドに直接電話で慰留 レアル主将も動き出し、チーム全体で説得へ
指揮官がロナウドに電話し、不可欠な存在と力説 スペイン紙「マルカ」が伝える
レアル・マドリード退団をほのめかしたとされるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就問題は、日々刻々と続報が伝えられている。そのなかでロナウド離脱を阻止するため、ジネディーヌ・ジダン監督が本人に対して直接電話をかけて慰留に努めたとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
今シーズン、久々のリーガ・エスパニョーラ制覇と史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)連覇を成し遂げたチームにあって、ロナウドの働きは欠かせないものだった。リーガでは得点ランキング3位の25ゴール、CLでは12ゴールを挙げて単独得点王に輝いた。チームは各ポジションにワールドクラスの選手を擁するが、稀代のゴールマシンが退団するとなれば、大打撃となるのは誰の目にも明らかだ。
今季所属選手を巧みにやりくりしたジダン監督としても、ロナウドは特別な選手と見なしている。記事によると、ロナウドの報道が出るやいなや、指揮官は本人に電話し、コミュニケーションを取った。そこでは、現在のチームならより多くの勝利を手にできること、そしてロナウドのゴールだけでなく“勝者のメンタリティ”もチームを栄光に導くために欠かせない存在であることを力説したという。
行動に出たのはジダン監督だけではない。キャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスも残留のために説得にあたるなど、レアル全体で必死の慰留に出ている。当のロナウドにはマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンといった新天地候補が挙がっているが、果たして彼らの思いはエースの心に響くのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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