「私は一切聞いていない」 ポルトガル代表監督、C・ロナウドのレアル残留を主張
昨年シンクロパフォで衝撃、恩師が火消し
サントス監督はこう語った。ロナウドの移籍話に火をつけたのはポルトガル地元紙「ア・ボラ」だった。一方、マルカ紙がポルトガル代表選手に対するロナウドの決意表明を伝えている。移籍報道の多くはポルトガル代表発信だが、指揮官は「聞いてない」と断言している。
サントス監督はロナウドとのシンクロパフォーマンスで一気に世界中に名前を知らしめた。昨年6月の欧州選手権決勝フランス戦でロナウドは故障離脱後、テクニカルエリアに侵入し、監督より前に出て熱血指導を展開。フランス代表のベンチ前まで足を運び、興奮のあまりにサントス監督はロナウドから体当たりも受けた。
まるでシンクロナイズドスイミングのように同じジェスチャーで指示を出す師弟コンビの姿は世界中に衝撃を与えた。ロナウドの移籍報道でその恩師が火消しに走っているが、その去就には世界中が注目している。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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