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“いい迷惑”でユナイテッド移籍が完全に凍結か C・ロナウドの騒動でスペイン代表FWに余波
モウリーニョ監督がレアルFWモラタの獲得熱望、合意は時間の問題と言われていたが…
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、退団の意思を代表チームの同僚に話したとして大騒動になっているが、思わぬところにその余波を受けた選手がいたという。スペイン紙「AS」が報じている。
ロナウドはポルトガル代表の一員としてコンフェデレーションズカップの準備を進めるとともに、代表の仲間には断固たる決意を伝えているという。
「僕はレアル・マドリードから移籍する」「もう決心したんだ」「撤回はしない」
スペイン紙「マルカ」ではこう伝えられた。そのため、レアル側はロナウドの真意を確かめることや移籍金の現実的な考慮などに追われる事態となっている。しかし、それによって“いい迷惑”を受けているのが、スペイン代表FWアルバロ・モラタだ。
AS紙は、このロナウド騒動によりモラタのマンチェスター・ユナイテッド移籍交渉が完全にストップしたと報じている。そして、ロナウドの退団が現実のものとなった場合、代替選手の確保が完了するまでモラタの移籍は凍結されるという。
すでに、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督も獲得を熱望し、合意は時間の問題と言われていただけに、モラタにとっては迷惑極まりない騒動になってしまったようだ。移籍市場の序盤で大きな波を作ったロナウドの退団宣言は、今後も大きな波紋を広げることになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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