ペップ・シティの新キーマンが加入で大筋合意 3度CL制覇のブラジル代表DFがプレミア初参戦へ
ユベントスのアウベス、バルサ時代に指導受けて指揮官の目指すサッカーを熟知
ユベントスのブラジル代表DFダニエウ・アウベスが、バルセロナ時代に指導を受けたペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティ加入に近づいているようだ。英紙「ガーディアン」はすでに移籍に関して大筋合意に達していると報じている。
アウベスは昨夏にバルセロナを退団し、ユベントスに加入。1年目からスクデットとコパ・イタリアの二冠達成と、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に大きく貢献した。
グアルディオラ監督率いるシティはバルセロナ時代に3度の欧州制覇の経験を持つアウベスに接近しているという。今季限りで契約満了となったDFバカリ・サニャ、DFガエル・クリシら30代のベテランを放出したサイドバックの穴埋めのため、トットナムのDFカイル・ウォーカー獲得に乗り出していたが、移籍金の高さから交渉は難航している。
レポートによれば、シティはユベントスと契約を1年残すアウベスに2年契約を提示し、すでに事前合意に達しているという。シティがオファーした移籍金は500万ポンド(約7億円)ほどで、ユベントスを納得させるには十分な金額だと記されている。
バルセロナではCL優勝3度を経験した百戦錬磨のアウベスは、グアルディオラ監督の目指すサッカーも熟知している。2季目を迎えるペップ・シティのキーマンとして、初のプレミアリーグ参戦を果たすことになるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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