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メッシに世界最高額で流出危機の過去 バルサ元会長が明かす衝撃オファーの真相
インテルから183億円オファーも…
「インテルからオファーが届いたのは、2006年のことだった。彼らは1億5000万ユーロ(約183億円)という違約金を用意できていたんだ。レオの父親である(代理人の)ホルヘとの関係性は常に上手くいっていたので、私たちはすぐに2億5000万ユーロ(約305億円)に違約金を設定したけどね」
もしインテルのオファーが実現していたとすれば、現在でも世界最高額での移籍金となったが、これをバルサ側が阻止した。ラポルタ氏はホルヘ氏に対して「インテルはこの契約のために資金を払うかもしれないが、私は売るつもりはない。彼はここにいることが幸せだし、ここで栄光をつかみ取るはずだからね」と伝えたという。
残留したメッシ、そしてバルサの実績は改めて記すまでもないだろう。ただ、もしインテルのオファーをラポルタ氏が受けていたとしたら――。欧州サッカーの勢力図は、全く違ったものになっていたかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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