ミランOB、退団決意のドンナルンマを批判 「サポーターから反感買った」と移籍先提言

イタリア国内でのプレーは難しい?

 現在、前人未到のリーグ6連覇の絶対王者ユベントスは、「カルチョ・スキャンダル」と呼ばれた八百長疑惑によってセリエB降格を味わった。その際に、主力でチームを離れる選手がいたなか、ブッフォンやFWアレッサンドロ・デル・ピエロはチームに残留し、1年でのセリエA復帰を成し遂げた。そのユベントスに比べれば、ミランの低迷はチームを離れる理由としては小さいと語る。

 そして、ドンナルンマの移籍先について「イタリア国内でプレーするのは難しいだろう。イタリア中のサポーターから反感を買っただろうからね。彼がチームを離れる決断をしたならば、海外に行くべきだ」と、イタリアからの脱出を提言している。

 すでにマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンなどからの高額オファーも伝えられ、ドンナルンマ自身はレアル・マドリード移籍を熱望とも一部報道で言われているが、将来のイタリア代表正GKと目されながらも、イタリア国内でのプレーは難しくなっているのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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