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ミランがオーバメヤン獲得に再アタックへ PSGの争奪戦撤退で“買い戻し”狙う
中国人オーナーを含む上層部が獲得を熱望か
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのエースで、今季のブンデスリーガ得点王のFWピエール=エメリク・オーバメヤンに対し、チャイナマネーを得たACミランが再アタックする模様だ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
ミランは下部組織で育ったオーバメヤンの保有権を2008年から11年まで保持していたが、その間、フランスのクラブに3シーズン連続で期限付き移籍させ、最終的に2012年1月の移籍市場で見切りをつけていた。しかし、その後にドルトムントで大ブレークし、現在では世界で最も高額な移籍金が必要なアタッカーの一人に数えられている。
そのオーバメヤンの買い戻しを目論んでいたミランだが、資金力のあるパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に近づいたところで、一度は撤退。ポルトガル代表FWアンドレ・シウバを獲得していた。しかし、ここにきてPSGが補強方針の変更でオーバメヤンの獲得から撤退したため、ミランは再アタックをかけるという。
すでにミランはヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が指導経験を持つフィオレンティーナのFWニコラ・カリニッチの獲得に動いているが、中国人オーナーを含む上層部の希望はオーバメヤン獲得だという。
ドルトムントの新監督に就任したペーター・ボス氏はオーバメヤンの残留を熱望していると伝えられるが、古巣ミランが買い戻しに成功するのだろうか。スピードスターを巡る去就報道は、今後ますます過熱しそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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