キャラガー氏が絶賛 「チェルシーのフロント陣はいつかリバプールで……」
移籍市場での手腕を高く評価
リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、チェルシーのフロント陣を絶賛し、いつかリバプールで働いてほしいとのコメントまで残している。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
チェルシーは1月の移籍市場でドイツ代表FWアンドレ・シュールレを2200万ポンド(約39億円)でヴォルフスブルクに売却し、フィオレンティーナから2610万ポンド(約46億円)でコロンビア代表FWフアン・クアドラードを獲得している。
スタンフォード・ブリッジに留まることを望まないプレイヤーを相当額で売却し、その資金を補強ターゲットに回す経営手腕について、キャラガー氏は賛辞を惜しまなかった。
「チェルシーは全チームの中でベストな運営を行っていることに疑いはないはずだ。彼らはリーグタイトルを勝ち取りに行く場合、移籍市場での売却によって得た資金で、勝利のための適切な人材をチームに連れてくることができる。ダビド・ルイスを5000万ポンド(約89億円)、フアン・マタを3700万ポンド(約66億円)、ロメウ・ルカクを2800万ポンド(約50億円)、それとシュールレだね。彼らを売却し、資金の調達に成功している。私は、チェルシーのフロント陣がいつの日かリバプールで、と望んでいることを願っているよ」
かつてライバルとしてチェルシーとしのぎを削ったキャラガー氏のコメントは、チェルシーへの賛辞と共に愛するリバプールのフロント陣に対する忠告も含んでいるのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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