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伊代表MFが休暇先でバルサ関係者と接触か 移籍に向け非公式ミーティングと現地紙報道
PSGはMFヴェラッティを非売品と捉えるも、本人はイビサ島でバルサスタッフと懇談
パリ・サンジェルマン(PSG)所属のイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティは今夏、バルセロナへの移籍が噂されているが、バケーション先のスペイン・イビサ島でバルサの関係者と接触したとスペイン紙「スポルト」紙が伝えている。
ヴェラッティは今シーズンを戦い終え、リフレッシュのためヨーロッパ随一の保養地イビサ島で休暇を過ごし、バルサのエースFWリオネル・メッシとともにディナーをともにしたとも報じられた。ただ同紙によると「イタリア人ミッドフィールダーは彼を担当する代理人、そしてバルサの強化部スタッフを務めるハビエル・ボルダス氏と30分以上にわたって懇談していたのが真実」としている。
非公式ということもあって、ヴェラッティと代理人、そしてバルサ関係者の間で行われたミーティングはリラックスしたムードだったという。そして、その場では今夏の移籍市場でバルサが契約を結ぼうとの意思を共有したとしている。
PSGはクラブの根幹をなす司令塔を現状手放す考えはなく、“非売品”として捉えている。ただ、これまでの取材でバルサ加入希望を示唆しているヴェラッティは、難色を示しているPSGに対して圧力をかけることも辞さない模様だという。
ヴェラッティ側とバルサの交渉は継続して行われ、早かれ遅かれ合意に達するだろうと見られており、最大の焦点はバルサとPSGのクラブ間の条件となる。今回のイビサ島非公式ミーティングは、「MSNトリオ」(メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール)を操る中盤のコンダクター候補を是が非でも獲得したいという、バルサ側の強い思いの表れなのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images