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本田の元ライバル獲得へ、ローマとナポリが争奪戦参戦 ミランは移籍金37億円要求か
スソの獲得に強豪ローマとナポリが本腰を入れる
日本代表FW本田圭佑から定位置を奪ったACミランのスペイン人MFスソを巡り、イタリアの強豪クラブ同士による争奪戦が勃発しているという。スペイン紙「AS」が報じている。
23歳のスソは2015-16シーズンまでミランでほとんど出場機会がなかった。しかし、武者修行に出たジェノアで6得点・2アシストと才能を開花させ、今季開幕前にはスペイン1部ベティスに放出寸前だったところを、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が戦力として高く評価し残留となった。そして右ウイングの定位置を本田から奪い、ミランのチャンスメーカーとして7得点・11アシストと大活躍した。
「AS」によれば、2019年6月まで契約を残すスソには、複数のクラブが興味を示しているという。
そのひとつがローマだ。強化部長に就任した前セビージャのモンチこと、ラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏は、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ新監督の4-3-3システムのウインガーとして最高の人材と評価し、獲得に乗り出した模様。ナポリもすでに移籍金2500万ユーロ(約31億円)でオファーを出しており、ミランのエース獲得に本腰を入れている。
一方、ミラン側はスソとの契約延長交渉を進めつつも、引き抜きに対しては移籍金3000万ユーロ(約37億円)を要求しているとされる。ミラン退団を公言している本田とは異なり、ミランや他クラブから引く手あまたのスソ。果たして、進境著しいレフティーはどのような決断を下すのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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