“ガラスの天才”ロイス、デビュー以降の離脱は計772日と判明 1224分毎に1回負傷の計算

怪我による離脱期間をドイツ紙計算、ロイスのプロ稼働率は75%

 ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスはデビュー以来、その類まれなる攻撃センスを発揮してファンを魅了してきたが、同時に多くの負傷に悩まされてきた。怪我による離脱期間の合計は2年以上になることが分かった。ドイツ紙「ビルト」が報じている。

 ロイスは今季最終戦となったDFBポカールで負傷し、今月7日に右膝後十字靭帯の手術を受け、復帰までは半年以上を要する可能性がある。これまでも幾度となく負傷を繰り返しており、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)や2016年欧州選手権を棒に振ってきた。

 “ガラスの天才”ロイスは2009年8月9日にボルシアMGでブンデスリーガデビューを飾って以来、負傷で計66試合を欠場しているという。試合時間で見ると1224分毎に1回負傷している計算で、継続的なプレー時間を得ることが難しくなっている。

 また離脱期間の合計は772日間に達し、年換算で2年と42日。これはプロ選手として過ごした全体の25%に達している。稼働率75%にとどまるロイスに対し、バイエルン・ミュンヘンのFWトーマス・ミュラーは同じ期間に負傷欠場が6試合しかないことも比較として記されている。

 日本代表MF香川真司とも抜群のコンビネーションを誇り、ファンからの人気も高いロイス。今季も公式戦出場は24試合にとどまったが、その間に13得点8アシストとピッチに立てば結果を残した。ロシアW杯出場に意欲を燃やす28歳は完全復活を遂げることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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