ブラジルが電光石火の開始10秒弾! 日本とW杯出場争う豪州が4失点大敗

親善試合で完敗もポステコグルー監督「いくつかの狙いを達成できた」

 日本代表は13日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦を1-1のドローでしのぎ、W杯出場権獲得に王手をかけた。次戦の相手はオーストラリア代表となるが、同組のライバルは同日にメルボルンでブラジル代表との親善試合に臨み、0-4の大敗を喫した。

 オーストラリアは2015年のアジアカップ制覇によって、今月開幕するコンフェデレーションズカップへの参加が決まっている。そのため8日のサウジアラビア戦(3-2)後、列強との腕試しとしてブラジルとの対戦を迎えた。

 オーストラリアは“日本キラー”として知られるFWティム・ケーヒル、かつて日本代表MF香川真司とドルトムントで同僚だったGKミハイル・ランゲラク、15年アジアカップMVPのMFマッシモ・ルオンゴらを先発起用。だが開始わずか10秒で、衝撃的なシーンが生まれる。

 オーストラリアボールでキックオフされ、最終ラインまでボールを下げると、左サイドに展開しようとしたDFベイリー・ライトのパスをブラジル代表FWジュリアーノがカット。そのままドリブルを開始して右サイドに流れたFWジエゴ・ソウザにスルーパスを通すと、これをダイレクトでゴール左隅に叩き込み、電光石火の先制弾が生まれた。さらに後半にはDFチアゴ・シウバらに3点を奪われ、0-4と完敗を喫した。

 現地テレビ局「ABC」によると、試合後の会見でアンジェ・ポステコグルー監督は以下のように答えている。

 

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