なでしこ、ベルギー戦で新システム採用 90分に濃縮された収穫と課題
途中出場の菅澤の一撃で先制するも…
後半、日本はDF鮫島彩、DF佐々木繭、FW菅澤優衣香と交代カードを切り、4バックに変更する。全体のバランス維持に苦慮して攻守に安定感を欠いたが、後半23分についに先制点が生まれる。途中出場したFW籾木結花のFKを相手DFがクリアミス。こぼれ球を菅澤が左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
しかし、その4分後、日本は左サイドからクロスを上げられると、ファーサイドのマークが遅れ、MFファンゴープに同点のヘディングシュートを許してしまった。
その後はお互いに決定機を作ることはできず、試合はそのまま1-1のドロー。なでしこジャパンはオランダ、ベルギーと対戦した欧州遠征2連戦を1勝1分で終えた。今後は、来月27日にアメリカで開幕するトーナメント・オブ・ネーションズに出場し、ブラジル、オーストラリア、アメリカと対戦する。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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