ハリルJ不動のDFリーダー吉田が“賢守”宣言 「審判との関係も含めてプレーする」
ミスは禁物「後ろがしっかり耐えて、先制点を与えないこと」
日本代表は13日、ロシア・ワールドカップアジア最終予選でイラクと対戦する。7日のキリンチャレンジカップ・シリア戦(1-1)でキャプテンを務めた吉田麻也(サウサンプトン)は、開催地となる中立地テヘランの劣悪なピッチコンディションと気温30度を超える気候を警戒。「ミスから失点すると、フィジカルもメンタルもきつくなる」と守備の安定を求め、そのためには「審判との関係も踏まえてプレーしないと」と、賢さが不可欠になると説いた。
吉田は試合会場のPASスタジアム(シャヒード・ダストゲルディ・スタジアム)について、「ところどころバウンドが変わったり、柔らかかったり固かったりするので、イレギュラーを想定しながらプレーしなければいけない」とコメント。また、「暑さと乾燥が相当あるので、のどの渇きは非常に多くなると思う。集中力の欠如や判断ミスが起こることを想定して、お互いにカバーしながらプレーしないといけない」と気候も試合に大きな影響を及ぼすと警戒を強めた。
相手の勢いに呑まれないためにも、守備面のほころびは禁物だ。ディフェンスリーダーの吉田は「ミスから失点するとフィジカルも精神もきつくなるので、賢くプレーしないといけない」と“堅守”、そして“賢守”を誓った。
「(イラクは)若い選手たちなのであまり勢いに乗らせないように、立ち上がりから僕らが試合をリードできるようにしたいし、先制点を与えないこと。まずは後ろがしっかり耐えて、後半必ず落ちてくると思うので、そこで上手く仕留めるプランが良い展開と頭にあります。ただ、サッカーなのでそうもならない。苦しい時に踏ん張れるようにしたい」
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