不動のCF大迫、イラク攻略へ攻撃の幅を広げる必要性説く 「サイドで起点を作る形も…」
「他を気にしてダメだったのでは…」
日本の入るB組は、すでに8戦目を終えたオーストラリアとサウジアラビアの2チームが勝ち点16で、7試合消化の日本と並んでいる。それだけに、このイラク戦は大一番であり、プレッシャーを伴うものになる。しかし大迫は、そうした周囲の状況に影響されるようではチームとしての強さが足りないと断言する。
「目の前の試合が1試合1試合あるし、ここで他を気にしてダメだったみたいなのじゃ、そんなのW杯行ってもどうせダメだから。結局はもう1試合1試合勝って、勝ち点3を積み重ねることしか、僕らには先はないんじゃないですか」
中立地イランでの開催とはいえ、実質的にはアウェー戦となるこのイラク戦。日本の最前線に構える大迫は、泰然自若といった様相でゲームに向かおうとしている。今やハリルジャパンのセンターフォワードとして不動の地位を獲得しつつある大迫が、W杯への道を切り開いてくれるはずだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2