不動のCF大迫、イラク攻略へ攻撃の幅を広げる必要性説く 「サイドで起点を作る形も…」

イラクの屈強なDF陣にも怯まず 「ドイツの方が確実に大きいので気にならない」

 日本代表FW大迫勇也は、13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦に向けて、ドイツ・ブンデスリーガで3年半にわたってプレーしてきた経験から、不安はないと語っている。

 バヒド・ハリルホジッチ監督はイラクについてフィジカル面の強さを指摘しているが、大迫にとっては意に介さないレベルのようだ。1860ミュンヘンで半年間、ケルンで3年間にわたって屈強なドイツ人選手に加えて、各国から代表クラスが集まるなかでプレーしてきた大迫は、長身のセンターバックがいるとの情報が入るイラク戦に向けて、自信を持って言い切っている。

「たぶん、そんなに大きくないんじゃないですか。まあそういうところは結構あるので、ドイツの方が確実に大きいので、気にならないです」

 大迫はハリルジャパンの3トップシステムではセンターフォワードに入り、安定したポストプレーを披露している。7日の国際親善試合シリア戦で生まれたMF今野泰幸のゴールも、左サイドでFW原口元気がボールを持ったところで、大迫がタイミング良くボールを受けたところから左サイドを崩して生まれた。その一方で、起点になるプレーだけでなく大迫自身がゴールを奪うためには、逆の関係も必要だと考えている。

「なかなか、今は僕が起点を作って両サイドがゴール前に入ってきて点を取るっていう形になってるから、そこをもっと違う形も作っていきたいし、サイドで起点を作って僕がゴール前に入る形ももっともっとしていかないといけないのかなとは考えています。監督とも、それは話しています」

 

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