済州幹部が「処分は過剰」とAFC裁定に“徹底抗戦” 「CASも念頭にある」と宣言

「AFCは韓国勢に常に厳しい」という主張も

 済州の主張は、チョ・ヨンヒョンやペク・ドンギュは、過去にもっと酷い行為を行った選手よりも処分が重いことであり、さらにはAFCが韓国勢に対して常に厳しい判断を下すというものだ。

 また、8日に10枚にわたる浦和の挑発行為などを記した意見書をAFCに提出したにもかかわらず、9日の懲戒委員会でイエメン、サウジアラビア、イランの3人のメンバーが直接会合でなくオンライン上での話し合いで決定したとして、事前に処分が決まっていたのではないかとの疑いを持っているという。

 同紙は済州側の狙いを選手たちの出場停止期間の短縮にあるとしているが、済州は埼玉スタジアムのピッチで及んだ蛮行を、泥沼の法廷闘争にまで持ち込むことも辞さない構えを見せている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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