済州の暴力行為を英メディアが非難 浦和に逆転負けし「些細なことで子供じみた行動に出た」

AFCからの裁定を受けて、ACLでの乱闘騒動を再検証

 済州ユナイテッド(韓国)は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ戦で数々の蛮行を起こし、アジアサッカー連盟(AFC)から選手たちやクラブへの処分が下されたが、欧州メディアではAFCの裁定決定を受け、改めて韓国チームの蛮行をクローズアップしている。

 英サッカー専門メディア「90MiN」は、「AFCチャンピオンズリーグの試合が暴力的に転じたことで、出場停止処分と罰金が済州ユナイテッドの選手に通達された」と報じている。

 5月31日に行われたACLラウンド16の浦和との第2戦で、済州は3失点を喫して2戦合計2-3と逆転負け。さらに数々の暴力行為を働いたことで3人の退場者を出すなど、その蛮行は世界各国のメディアから非難を浴びている。

 AFCから最も重い処分を受けることになったのは、後半36分に2枚目のイエローカードを受けて退場となりながら、試合後にピッチに戻って乱闘騒ぎに加わり主審に危害を加えたDFチョ・ヨンヒョンで、6カ月間の資格停止と制裁金2万ドル(約220万円)。浦和MF阿部勇樹に対してジャンピングエルボーを見舞い、騒動の発端となった控えDFペク・ドンギュは3カ月間の資格停止と制裁金1万5000ドル(約165万円)、浦和DF槙野智章を追いかけ回すなどしたDFクォン・ハンジンには、2試合の出場停止と制裁金1000ドル(約11万円)の処分が下された。また済州に対しては、チームとして4万ドル(約440万円)の制裁金も科されている。

 

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