「済州に重い罰則」と伊メディア報道 韓国側の“浦和が挑発”との主張には一切触れず
前代未聞の乱闘騒動に対するAFCの裁定を報じる
済州ユナイテッド(韓国)は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ戦で、数々の蛮行を起こしアジアサッカー連盟(AFC)から選手たちやクラブへの処分が下されたが、イタリアの海外サッカー専門メディア「トゥットカルチョ・エステーロ」も「浦和レッズに対する騒動を巻き起こしてきた済州ユナイテッドの選手たちに重い罰則」と報じている。
5月31日の済州戦で、浦和は済州の衝撃的な蛮行を受ける形になった。浦和が延長戦に入り3-0として、2戦合計3-2と1点リードした試合終了間際、両チームの選手が小競り合いを起こしたところで、控え選手のDFペク・ドンギュがビブスを着たままピッチに乱入。仲裁に入っていた浦和MF阿部勇樹にジャンピングエルボーを見舞い、前代未聞の退場劇となった。
さらに試合終了後には、浦和の選手たちやスタッフに対し、済州の選手やスタッフが暴行を働き、浦和DF槙野智章は済州の選手たちに追いかけられながらロッカールームに引き上げた。その際には、DFクォン・ハンジンが浦和選手の顔を叩き、さらに浦和スタッフに飛び膝蹴りをして、試合後にもかかわらずレッドカードを提示された。また、試合中にはDFチョ・ヨンヒョンが2枚のイエローカードを提示されて退場処分を受けており、合計3選手がレッドカードを受ける事態になっていた。
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