内田とわずか“2歳差”! シャルケが31歳のテデスコ新監督就任を発表
今季10位と低迷したシャルケ、気鋭の若き指揮官に復活託す
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケはマルクス・ヴァインツール監督が退任し、後任として31歳のドメニコ・テデスコ氏の新監督就任を発表した。今季リーグ10位に終わったシャルケの復活を託されたのは、内田とわずか2歳差の若き指揮官だった。
クラブ公式サイトの発表によれば、テデスコ氏との契約は2019年までの2年間。同氏はシュツットガルトやホッフェンハイムのユース年代の指揮を歴任してきた。昨季途中に2部FCエルツゲビルゲ・アウエの監督に就任し、残留争いを勝ち抜いた。
テデスコ氏は1985年9月生まれの31歳。若手選手の多いシャルケではDFナウド(1982年生まれ)、DFサシャ・リーター(1983年生まれ)ら年上の選手は少数だが、古参選手の一人である29歳の内田(1988年3月生まれ)とは学年で言えば2歳しか離れていない。
ブンデスリーガではホッフェンハイムで29歳のユリアン・ナーゲルスマン監督が指揮を執るなど、若手指揮官の台頭が目立っている。そのナーゲルスマン監督はチームをリーグ4位に導き、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得していた。シャルケのクリスチャン・ハイデル強化部長が「若く、革新的な監督」と絶賛するテデスコ氏も、来季のブンデスリーガに新たな旋風を巻き起こすのか。その戦術や采配に注目が集まる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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